すのこベッド DIY 簡単(設計図)
こんにちは、ひでおです。
ようやく、ベッド作りがスタートしました。
今回は、作る前の設計(準備)編です。
次の順番で説明していきます。
1.設計(頭の中のイメージを描き出す)
まずは、自分が作りたいベッドをどうやって作るかを考えていきます。
前に一度作ったんですが、少し凝った作りにしてしまったせいでとてつもなく大変な思いをしたので、今度はもう少し簡単に作れるように考え直しました。
あと木材の値段も高騰して、前作った時と同じ木材を使うと予算が足りないです。。
ということで、今回は以下二つに重点を置いて検討しました。
①以前作ったベッドと同じサイズで、もっと簡単に作れること
②できるだけ安く作ること
それでできたのがこんな形状です。
いつもはノートに手描きしてるんですが、あんまり絵心がないので💦(笑)
今回は3DCADで描いてみました。無料で使える「DesignSpark Mechanical」というソフトを使用しました。初心者でも操作しやすくてなかなかよかったです。
それでは見ていきます。
サイズが、高さ11cm、縦1m、横1mの正方形のフレームを2つ作ります。
これを2つ並べると、一般的なサイズの縦2m 横1mのベッドが完成です。
2.構造 詳細
フレーム
フレームの高さがそのままベッドの高さになります。
幅(高さ)11cmの板を枠(図中:緑)にして、内部の補強に2×4材(図中:ピンク)を使用します。そうすると枠と補強で段差ができますので、そこにすのこが収まる形になります。
※ここからは、寸法の単位をmmで記載したいと思います。
※図中の寸法:mm
すのこ
先ほど記載したように、フレームの枠と補強で段差ができます。補強の上にすのこを載せて段差をなくす感じで作ります。
(枠)110 ー (補強)89 = (段差)21
なので今回は厚み21mmのすのこを作ることになります。
すのこは等間隔で並んだ上板とそれを固定する下板で構成します。
今回選定した板は
上板:厚み 11mm、幅 75mmの檜板
下板:厚み 9mm、幅30mmの檜板
(すのこなので、檜にこだわって選定しました)
上板と下板を合わせて21mmになるようにしたいのですが、ホームセンターで丁度いい木材を探せなかったので、厚みが11+9で20mmになり、21mmから1mm小さいですが、1mm程度は誤差の範囲内ということにします。
すのこの詳細寸法は下記図の通りです。
今回すのこの隙間を13mmに設定しましたが、理由としては、すのこの上を歩くときに子供の足の指が隙間に入ると危ないなと思って、隙間を狭くしました。板の数で隙間を調整できますが、今回は11枚の板を並べて隙間13mmです。ちなみに、板10枚だと隙間が22.7mmくらいになります。それくらいの隙間でも構造上は問題ないと思うので好みで設定してもいいかと思います。
※図中の寸法:mm
構造の説明は以上になります。
3.材料
ここまでで一応、作りたいベッドの設計が完了しました。
次に、これを作るための材料を見ていきます。
フレーム
・厚み19×幅110の板は、長さ2000で販売されていたのでこれを使います。
・2×4材は8フィート(2438mm)のものを使います。
それぞれ板取りを見ていくと、下の図のようになります。
図で描いているのはフレーム1台分の材料です。ベッド1台に換算すると
表に記載しているようそれぞれ4本ずつ必要になります。
すのこ
すのこは板をたくさん使うので、材料の選び方次第で費用に差が出てきます。
すのこの上板に選んだのは、厚み11mm、幅75mmの板ですが長さが2000mm(2m)あり5本束で販売されているものにしました。
長さが2000mm(2m)あるので、今回のすのこ(上板)の寸法955mmの板が2本取れる計算になります。すのこ1台当たり、955mmの板を11本並べるので、2000mmの板が5.5本必要です。
すのこの下板は、厚み9mm、幅30mmで長さが1920mmのものが販売されていました。955mmにカットしたものを4本使うので、すのこ一台当たり1920mmのものが2本必要です。
4.材料費(木材)
今回の材料費を整理しました。すのこベッド1台当たり、12,796円になりました。
※価格は近所のホームセンターの店頭価格を参考にしています
本当は1万円を切りたかったですが、簡単に作れる範囲でできる限り安く抑えられたと思います。
※あとビスとかも使いますがそこは費用に入れていません。
5.まとめ
今回は作る前の準備編ということで、すのこベッドの設計図とこれを作る場合の材料費まで算出してみました。
使う材料やベッドの高さも、それぞれアレンジして作ることも可能かなと思いますので、これからベッドを作ってみようかなと考えている方の参考になれば嬉しいです。
そして、この設計図を基に実際に作ってみたので、次の記事で製作風景を紹介したいと思います。
それでは(^^)/~~~