すのこベッド DIY 簡単 (製作編)

こんにちは、ひでおです。

 

すのこベッドの製作を始めて、3週間経ちましたがようやく完成しました。

実働は土日だけなので、実際に作業した日数は4日程ですが、どんな感じで作っていったのかまとめてみようと思います。

ちなみに、完成形からお見せするとこんな感じのものが出来上がります。

一応コンセプトとしては、

  • 分割式で持ち運びが簡単にできる
  • 高さが低く子供が誤って落ちてもケガしない
  • できるだけ安く作ること

を意識して製作しました。

ベッド完成形

<目次>

1.木材購入、カット(1日目)

どの木材を買ったかは、前回の記事(設計(準備)編)に記載していますが、まずは近くのホームセンターで材料調達です。

木材のカットサービスがあれば積極的に利用したほうが時短になりますし、仕上がりもよくなるのでお勧めです。今回はコストを抑えるのと、そこのホームセンターがカットが5カットまでの条件付きだったため自分でカットしました。

木材を購入後、自宅へ帰って早速木材カットしました。カットは、 卓上丸ノコを使用しました。切る量が多かったので大変でしたがなんとか切り終わって、とりあえず1日目終了。(下の写真はフレームの材料だけです)



2.フレーム組立(2日目)

木材を切って、翌週の土曜日になりました。

早速組立てていきたいところですが、とりあえず木材の表面をやすり掛けしました。時短のため、設置したときに表に出てくる箇所に絞って実施しました。

やすり



 

ようやく組立開始です。

まずはフレーム枠(長さ1000)と補強(長さ962)をビスで固定していきます。

設計では、962の補強を4本使用しますが、今回は少しでも節約しようと思い、2×4材の長さを6フィート(1820mm)で購入したため、962mmの補強を必要数確保できなくなりました。

1820mmから962mmをカットすると、858mmになるのでそれをさらに半分にカットして、429mmの板をしたの写真のように中央部に隙間を設けて組付けました。

フレーム製作

ただ、真ん中に空間があると組付けが大変になります。

962mmの補強1本であればある程度真ん中に組み付ければいいのですが、空間があると、位置決めが難しくなりますので、まずは下の図のように位置決め線を引きます。

位置決め

線を引くと材料を位置決めして、ビス止めして組付けます。

ビス止め

それを2本組付けていきます。

そして、フレームを1000mm角の枠の形に組み立てていきます。

これを2つ作って、フレーム枠は完成です。

フレーム組立

 

3.すのこ板の準備(3日目)

次にすのこ作りです。

まずはこの内容で木材をカットしました。

すのこの木材は、束売りの安い木材を選んだんですが、節の数が多すぎてちょっとひと手間かかってしまいました。生きた節であれば問題ないのですが、死んだ節だとカスがぼろぼろ落ちてきたり、穴が開いちゃったりして見た目も悪いので、今回はその節の補修作業をしました。ということで追加で、木材用パテを購入しました。

補修方法は、また、別の記事にまとめようと思いますが、ざっくりしたの写真のような感じで節の補修をしました。

パテをする前に、節は穴あけドリル等で取り除いたほうがいいと思います。

節の補修

ちなみに、今回使ったパテはこれです。


 

 

大きな節から小さい節、角っ子の節までパテで補修していきました。大きいもので直径3cm近い穴もありました。

そのあと、2時間ほど放置しましたが、ぷにぷにしていて完全に固まっていなかったので、今日はここまでにしました。すのこの木材カット、パテでの補修までで3日目終了。

節の補修

4.すのこの組立(4日目)

板(節)の補修から、1週間経ちました。

補修箇所を見てみると、完全に固まっていい感じにはなっていたのですが、水分が抜けて痩せた感じになっていました。

節の補修(1週間後)

なのでまずは、パテを追加で塗布して凹みをなくします。今度は少し膨らみをもたせるように塗布しました。

ある程度固まったら、すのこの上板の角をカンナで削って滑らかにしていきます。。

角は丸めておかないとケガする危険もあるので、カンナがない場合はやすり掛けでもいいので、やっておいたほうがいいと思います。

そして仕上げにヤスリがけです。

すのこ面取り前後比較

ここまで終わるとようやく組み立てができます。

まずは下の写真のように一番外側にくる板を組立てて大枠を作ります。

使うものは下にまとめます。

・木工用ボンド

・真鍮釘 サイズ #18×16 :176本

・金づち

※釘のサイズ#18は釘の太さ(直径)を表します#18は1.2mm

 16は釘の長さです

 

すのこ組立01

そしたら、一旦フレームにはめ込んでみて、ちゃんと収まるかを確認します。

ちゃんと収まれば後は、板を等間隔に組み立てていくだけです。

ボンドがはみ出したら、一番外側にくるところだけはふき取っておいたほうがいいかもです。

すのこ組立確認

 

全て組み立て終わると、ボンドが乾くまで少し放置します。

そして、出来上がったフレームとすのこをタオル等で拭きます。

(やすり掛けなどしているので、削った後の粉やホコリが付着しています)

 

最後に寝室に設置して完成です!

上で飛び跳ねても大丈夫なくらい、頑丈なベッドが出来上がりました。

 

すのこベッド完成

5.まとめ

途中で節の補修など色々トラブルもありましたがなんとか作り上げることができました。

もっと材料費を抑えたければ、分割式ではなくて長手方向に2mの板を使ったり、

ワンバイ材やツーバイ材など使いやすい材料に変更してベッドの高さを変えてみたり

色々アレンジしても作れると思います。

これからベッド作りをしてみようかなと思っている方の参考になれば嬉しいです。

それでは、ベッド作りはこれでおしまいです。

 

今度は今回作ったベッドの頭の方に物を置けるように、ヘッドボードを作る予定です。

それでは👋